mintのアラカンライフ

配当金生活を夢見て、コツコツ投資、アラカン主婦の日記

お彼岸のお墓参り~わが家のお墓がありすぎて困る問題~

 

秋分の日の昨日、旦那さんとお墓参りに行ってきました。

秋のお墓参りはシンドイ。暑い。

お墓のある場所は、とても日当たりがよく、日陰が近くにないので、逃げられない。

緑も土もたっぷり、雨の次の日、たっぷり蚊にも刺されました。

夫婦してマスクの中、汗と鼻と、ぐすぐす状態、もうたいへん。


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50代に始まった私たちのお墓問題

 

お墓関連でいうと、次みたいな感じでした。

以下優先順位と()はmintとの関係。

  1. 旦那さんの実家、先祖代々のお墓。都内お寺。夫の両親(お舅、お姑さん)が入っています。夫は一人っ子。
  2. 旦那さんのお母さんの両親のお墓。多摩霊園。お姑さんは一人っ子、彼女の希望で、分骨され入っています。
  3. ワタシの実家の先祖代々のお墓。都内お寺。ワタシは、二人姉妹の長女、母は認知症初期、妹は濃厚接触者で自宅待機中。

他に相続で言うと二つ、

父の姉夫婦のお墓(叔母叔父)、母の先祖代々の墓(祖父母)もありました。

子供のいない叔母叔父のは、順番でいうと、父がということになりますが、生前後々のことを考え、お墓を持っていない遠い親戚に、継いでもらうようにしていました。残っていたら、父も亡くなったので、ワタシに回ってきていました。

母の実家のは、兄弟はたくさんいたものの、継げる人が結局諸事情でいなくなり、外に嫁いだ長女の母と妹だけになり、気持ちはあっても遠方で管理しきれなくなるのではと、元気なうちに、大好きな母の母(祖母)が入っていたのですが、泣く泣く、母が墓じまいをしてくれました。そのまま残っていたら、その母の妹も若くなくなり、母は認知症になったので、ワタシが判断しなければいけないことになっていました。

 

私たちの管理すべきお墓は三つになり、

私たち夫婦にやってきました。

50歳になるまで、お墓参りは、両親任せで全くしてきませんでした。

 

旦那さんの方のは、お母さんが目が不自由になってからは、お父さんが一人で。

その父が亡くなり、目の不自由な母に代わり、ワタシに。

今は、ワタシたち夫婦に。

 

お墓参りしているのは、旦那さんの方の二つ。

 

ワタシの実家の方は、母名義、母がしっかり守ってくれていましたが、その母が《一度行ったのに、忘れて、もう一度行って、「誰が供花してくれたんだろう、親戚の〇さんかな」と、ワタシに電話をかけてくる》みたいになってきてしまったので、代わりに誰か管理しなければいけないということに。ワタシは長女なので、相続で言うとまずワタシに話はきます。

ただ、みているお墓がすでに二つあり・・・さいわい妹の旦那さんは次男、お墓もないので、妹家族が管理してくれることになりました。もし、妹の旦那さんが一人っ子だったり、長男だったら、こちらも行く行くは、自分の両親が入っているにもかかわらず、仕舞いをしなければいけなかったかもしれません。ほっ。

管理する上での肩の荷は降りました。その妹家族が今、自宅待機中。

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お墓参りはしっかり計画たてて

数年前までは、ワタシが一人でウィークディに、1か所ずつ行っていたのですが、行く途中具合が悪くなることがあり、墓地の中、人がいないところでもし倒れたら大変と、今は休みの日に二人で行くようになっています。

 

旦那さん、春秋のお彼岸の頃は一番忙しい、お休み返上で働いている時期です。

一日にまとめて、2カ所回らなければなりません。

週間予報で雨のなさそうな休みに、ロマンスカーを二人分予約。

当日朝、神奈川の自宅を出発、8時台のロマンスカーに乗り、新宿経由、乗り換えて、乗り換えて、多摩に向かいます。

車で直線で行ければ楽なのでしょうが、電車を使うとぐるっと遠回り。現地駅まで2時間かかります。

現地駅近くのお店でお花とお線香を買い、ひしゃくと手桶をお借りし、霊園まで歩くこと10分。更にお墓まで歩くこと10分、途中車や人とはすれ違いますが、広~い霊園、お墓の周りには人はいません。一人で来ていた時は、正直怖かった、ここで何かあったら、終わりかもって。

掃除とかお手入れは、管理費を払いお願いしてあるので、あっという間にお参りは終わります。来た道を戻り、ひしゃくと手桶を返し、もう一つのお花とお線香をもって、次の都内のお寺に向かいます。

乗り換えて、乗り換えて、以前は最寄りの地下鉄の駅から歩いていましが、行きの急な坂が年々きつくなってきたので、もう一つ乗り換える前の駅からタクシーに乗り、1460円でショートカット、身体を冷やしながら向かいます。ここまで、1時間超。こちらは、自分たちでお手入れをしなければ。一番日が高い時間帯、水を運んでお掃除をして、30分、お線香をあげて・・・ふぅ。

 

日傘をさして、坂下のカフェまで歩き、ランチするのがいつもの流れ。

カフェの中は、同年代の女性ばかり。

 

本当は、この後、同じ地下鉄沿線にあるワタシの実家のお墓に向かうつもりだったのだけれど、今週末、妹がその待機期間が明けるということで、行かなくても大丈夫になりました。助かったぁ。

 

この暑い時期、マスクをしてのお墓参りは危ないです。

人がいないところでは、マスクをはずし、人とすれ違いそうなところでは着け、を繰り返したけれど、ほとんどの人は着けていました。やっぱり日本人は真面目だわ。

 

さて

60歳とはいえ、まだ足が弱っていないワタシたちでこんな厳しいのだから、80代の足の不自由な父や、80後半の大叔母さん(電車に乗って一人1時間以上かけて、年に二回お墓参りしていた)は、どんなに大変だったろう。今更ながら、尊敬です。すごいわ。

 

うちは、息子が一人。これをしてくれるかというと、してくれないような予感がしています。小さい頃は、お墓の場所を覚えてほしくて、お墓参りに連れていったこともありましたが、どうでしょう。

 

少なくとも、今ある二つのお墓は一つにせねばと思います。ワタシの両親がしてくれたように。

父母はすっきり派、家の中だけでなく、お墓も断捨離していってくれました。娘たちがのちのち困らないように。

旦那さんの方は、ため込む派。

できれば、父のようにありたいと思います。でもね、わかります。自分の知っている人が入っているお墓、それも大好きなとてもよくしてくれた祖父母が入っているお墓を仕舞うのは大きな決断がいることです。おまけに自分の母が分骨までしてくれと言われ、入れたお墓ですから。定年退職してからかなぁ。終活とともに解決しなければならない大きな問題の一つです。